ミリメシWorld

ミリメシとは? ミリタリーご飯なり!

最近ひそかな人気を呼んでいる「ミリメシ」。ミリタリー(軍隊)のメシ(飯)、で「ミリメシ」です。正しくは戦闘時に配給される食事なので、「戦闘糧食」。戦場に持ち運んで食べることを目的としているので、保存性や携帯性を第一に考えて作られています。

と言うと、非常食の乾パンなどを想像するかもしれませんが、実際のミリメシこと戦闘糧食は違います。死がリアルな現実である日常…。こういう精神的ストレスが非常にかかる戦場での食事なので、主食・副菜だけでなく、チョコレート・キャンディー・ガムといった嗜好品が付いていたりと、ミリメシは栄養面だけではなくメンタル面のストレス解消といった役割も持たされています。

PKOなどで多国籍軍が組まれると、兵士たちは支給された糧食を持ち寄り、お互いの国の糧食を食べ比べたりして楽しんでいるとか。

うちに備える非常食。栄養面、味の面からも、ミリメシが非常食に適しているのは自明の理。災害時の備えに、用意してみませんか?

  ミリメシ×戦闘糧食  6点セット


ミリメシを食べたい

日本では、ミリメシ(戦闘糧食)は防衛省管轄食品ゆえ、世間に出回ることはありませんでした。しかし、食品メーカーによる有事の備蓄分としての民間調達分があることに目をつけた企業がこの度、初の商品化に成功し、市場に登場しました。

モノは、陸上自衛隊が演習などで実際に使っている物と同じもの。防衛省に納品している食品メーカーのため、一般品以上の厳しい基準をクリアし、高い食品安全性を確保しているとのこと。中○産の毒入りだったら、戦闘前にあの世行きですからね(笑)。

毒入りギョーザで食への安全意識の高くなった、一般ユーザーの関心も引くかもしれませんね。今回の発売を期に、シリーズ化も予定されているそうです。

ミリメシは、年に何度か行われている基地フェスタなどで食べることができます。外国のミリメシについては個人輸入やネットオークションで手に入れるのが一般的なようです。

ミリメシを買いたい

ミリメシは一部のミリタリーショップなどで、買うことができます。

とはいっても、実は自衛隊の糧食は一般流通が禁じられているので、ミリタリーショップなどで買えるミリメシは、陸上自衛隊広報センターで売られている「パック弁当」という擬似ミリメシです。しかし、これでも雰囲気は味わうには充分。

楽天の通販でもミリメシは買えるので、興味のある方は一度ためしてみては。保全性のよさ、帯行性のよさ、そして味の良さ…。非常食としての備えにも、最適です。

  ミリメシ×戦闘糧食  6点セット

陸上自衛隊のミリメシ

我が日本のミリメシ、陸上自衛隊の糧食(ミリメシ)は、カンボジアに派遣されたPKO参加国によって行われた戦闘糧食コンテストで優勝した経験もある逸品です。

缶詰のI型、レトルトパウチのII型の2種類があり、赤飯・とり飯などの米飯が充実しているのが最大の特徴。おかずも、バリエーション豊かで、酢豚・もつ煮込み・カレーなどは、いかにも日本的ミリメシ。その中でも自衛隊員の間で絶大な人気を誇るのは、「たくあんの缶詰」とか。日本の文化ですね。

缶詰とレトルトパウチは、任務によって併用されます。缶詰は空挺隊員のパラシュート降下作戦など、強い衝撃が加わることが予想される任務、その他は帯行性に優れ、敵にゴミの痕跡を発見されにくいレトルトパウチです。

フランスのミリメシ

フランスのミリメシは絶品とか。さすが美食の国!

例えば、朝食の塩味ビスケット。そのまま食べるのみならず、ポークパテを塗っておいしく食べられたり、夕食に出るシチューなどの副菜もこれまた美味いとか。それは缶詰でありながらとても缶詰の味とは思えず、レストランで出ても文句を言えないほどのテイストだそうです。

さらに、デザートとして付いているキャンディーや穀物バーなども各種そろっており、バラエティーが豊富。食の大国、フランス。戦闘糧食(ミリメシ)とはいえ、味に妥協はありません。さすが。

イタリアのミリメシ

イタリアのミリメシには、イタリア人の生活スタイルが現れているのが特徴です。イタリア人は基本的に朝食を取りません。コーヒーとビスケットくらいで軽く済ますのが一般的です。そのために朝の戦闘糧食(ミリメシ)も、コーヒーとビスケットにチョコレートでカロリー摂取といった簡単なものになっています。

しかし、昼食と夕食には、イタリア人の大好物パスタが登場します。マカロニより小さなリガトーニにトマトソースを絡め、肉のパテといっしょに頂くなど。他にもフルーツやデザートがついたりと、食を楽しめる他、イタリア・ミリメシには必ず食後のコーヒーが付いてきます。

食の大国フランスのミリメシと並び、グルメな戦闘糧食です。

アメリカのミリメシ

各国のミリメシの中で、群を抜いて不味い!のがアメリカのミリメシ。さすがジャンクフード大国だけあり、その粗雑さ、味への関心なさは他の追随を許さないと。とにかく“実用一点張り”の徹底度は、食への関心のなさの現われか。

湾岸戦争時は、他国の軍隊から“MRE”(Meal Rejected by Ethiopian:エチオピア人でも食わないメシ)とまで罵られた程。

日本の自衛隊とアメリカ軍との合同演習があるときは、アメリカ人がこぞって日本の自衛隊員に「レーション(戦闘糧食;ミリメシのこと)を交換してくれってせがむらしいw。

兵器の充実度はダントツでありながら、アメリカン・ミリメシの充実度はイギリスと並び、最下位にランクされる実力!

海上自衛隊のミリメシ

自衛隊の食事は、ハッキリ言ってまずいらしい。一般論として、自衛官 1人あたりの食費は全自衛隊ほぼ共通なため、都会の部隊ほど材料費が高くつく。結果、同じ値段で同じモノを作ろうとすれば、当然質が落ちてくるのである。

でも、そんな海上自衛隊の食事でもキラリと輝く名物料理が、カレー。 これは、正直いって、絶品。なんでも調理士(師ではない。)によっておのおのオリジナルのレシピがあるらしい。しかもたくさん作るほどウマい料理だから、味は保証モノ付。

艦隊勤務は曜日感覚が希薄になるため、金曜日のお昼ご飯はカレーと、全国の海上自衛隊の暗黙の了解と決まっているらしい。

残念ながら一般人はめったに海自ミリメシにありつくチャンスには恵まれないが、唯一高校生 ならチャンスがある。「就職しようか迷ってるので、一回見学したい」というだけでいいのだ。

きたれ若人よ。海上自衛隊へ。

参考サイト「海上「爆笑」監部−教育隊
http://www.geocities.jp/m_rbase/kyoiku.htm


ちなみに、海上自衛隊のホームページでは、各部隊自慢のレシピが公開されている。

海上自衛隊レシピ



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